柴田光玲氏の姪がらくがきビジネスの基礎を作った
柴田光玲氏が経営しているセレクトショップでは、
一般人からデザインを募って商品化をすすめています。
まるでらくがきのようなデザインが寄せられることも多いことから、
らくがきビジネスという名前でプロジェクトが進められています。
らくがきは人間が無意識にかいたものや何気なくかいたものが多いですが、
実はそれこそが潜在的なものであることが多いことに柴田光玲氏は気づきました。
らくがきでかかれたデザインを使って商品化してみると、
意外に好評であることがわかりました。
最初にらくがきビジネスで商品化された商品は、
柴田光玲氏の姪っ子がスケッチブックにかいたカチューシャでした。
カチューシャは女性向けのヘアアイテムですが、
りぼんがついたりパールがついたりするなど女性らしさを印象づけるものが多いです。
しかし姪っ子は、女の子っぽいものではないカチューシャが欲しいとして、
かわいい表情をした蝶々がついたカチューシャをスケッチブックに書きました。
蝶々が髪の毛にとまっている様子を演出することができ、
これは人気が出るかもしれないと柴田光玲氏は考えました。
柴田光玲氏が試しに商品化したところ大好評を得て、
今ではセレクトショップの定番アイテムになっています。
姪っ子にはデザイン料として商品とスケッチブックをプレゼントしました。